2月の日記についてのお断り

2月の日記についてのお断り
この2月は、故あって、少しスペイン語会話の勉強に戻ろうかと思っています。聴き取りが出来なくて嫌気がさし、こちらが話すときも、若者と違っておそろしくたどたどしく話すことになり、相手に申し訳なさすぎて、諦めてしまいましたが、こちらで暮らしている限り、どうも具合が悪いので、今月だけ、ちょっと気を取り直して、結構高いお金を払って会話の相手をしてくれる人を頼み、週に2時間だけしゃべってみることにしました。基礎文法を終わった段階から、欧米人の学生と一緒のスペイン語だけの授業についていけなくなり、つまり、教師のいうことが早すぎて聞き取れないというのが主な理由ですが、進歩できなくなって、結局、個人教授につく以外無いかと思うようになりました。しかし、長年日本人の相手をしてきたベテランの個人教授についても、相手の指導に期待して、進行を相手に任せて会話をしていると、一向に上手になれなくて、結局読めるようになればいいか、ということにして、意識的な語学勉強をやめてしまいました。 最近、日本人の上達していく事の出来る人の忠告を仰いだところ、こちらで課題を決めて、しっかりと語学的に、話す内容と語彙などを用意し、それを記憶して、間違いのない会話をするように努め、授業をこちらでリードするようにこちらから質問をし、こちらのペースで教えさせるようにしなければいけません、ということでした。なるほど、相当時間を使って準備し、相当の努力をしなければならないのだと、覚悟を決め直して、一月だけ頑張ってみようか、と思った次第です。こちらで3ヶ月以上滞在して語学勉強する日本人は、大体数年間日本の大学のスペイン語学科で学んできた人たちだそうで、若い人たちのことでもあり、私とかなり条件が違い、集中的に勉強すれば、かなりスペイン語会話が出来るようになれるようです。そうした話を聞いて、亀さんのようにゆっくりとでよいから、この2月を、会話挑戦の月にすることにしました。年を取ると、何か今までよりももう一つ頑張って沢山のことをしようとすると、健康を害してしまいますので、散歩や食事のコントロール、睡眠など健康第一にして、今までしていた何かを、新しいことに置き換えてすることになります。そういうことになると、webで楽しむ時間は当分諦めなければなりません。料理のレシピ書きもこの辺りで終わることにいたします。ヨーロッパ憲法についても、きつい勉強は、時間がかかりすぎてちょっと避けなければなりません。
 ということですので、しばらく、何か人に読んでもらえそうな記事を書きたいという気持ちを自己抑制することにいたします。そして今月は短い、スペイン語会話用のちょっとした日常的な、文字通り日記を書くことにしました。誰にも全くお役に立てないもので、自分のためだけに書くものです。初歩的な酷く下手なスペイン語を書きますのは、せめて週2回の会話の時間の準備だけは続けるようにするためです。しばらくご勘弁下さい。