スペイン伝統料理オルナソ(エンパナーダ)その1

      (聖週間Semana Santaなどに焼くエンパナーダ)
        、¡特別詳細写真集付き解説! その1

材料
小麦粉1キロリトル
コップ一杯ギリギリのオリーブ油に、オレンジの皮1個分を入れて油で揚げてから除き、そこに大さじ山盛り一パイのラードを混ぜ合わせたもの。
アニセを細かく切り、オレンジの皮とサフランを加えて水で煎じたもの、コップ一杯。
卵1 こ、分離しないで丸ごと使う。
塩1つまみ。
圧縮加工したイースト、パン種、またはパン屋のパン種一かけ。 
アグアルディエンテという蒸留酒
肉 (生ハム、ロモ、チョリソ、ゆで卵は好みで) 
(作り方)
オーブンの皿の上に、パン生地を載せて焼くための準備として、オーブンの皿に載せる紙を切って載せておきます。エンパナーダを造っている菓子屋さんに聞くと、「この紙はblandasといって、この町では“Todos por 100.” という名の店で売っているから、行ってみな」といわれました。そして、「どのくらいのおおきさのをつくるの?」と聞いてくれ、ブランダスを2枚くれました。スペインの人はちょっとした知り合いになると本当に親切で、親切を行為で表現してくれる人が多いように思います。
 さて、ボールに上記の煎じた液体を濾していれます。写真は濾す前の液体です。

この濾した液に、これも先に準備しておいた写真のようなラード入りのオリーブ油を入れ、手でかきまわします。以下、パン種が出来る最後まで、手を使ってかき回します。


蒸留酒を入れ、更にひとつまみの塩を入れてよくかき混ぜ、溶かします。蒸留酒の瓶をお見せしましょう。

これに、卵を溶いて、かき混ぜておきます。以上の液体の準備が出来ましたら、イーストを粉にして振りかけるように入れます。市販のイースト菌(レバドゥラ)です。