スペイン伝統料理 揚げた小エンパナーダ

揚げた小エンパナーダ エンパナーディジャス フリタス Empanadillas fritas
材料
白葡萄酒 小コップ1(コップ半分)
オリーブ油 同 コップ半分
パン種のイースト 小袋1
塩 少々
小麦粉 必要なだけ多くの量
エンパナーダの詰め物中身  トマトとピンナガマグロ/挽肉/マルメロ(果物)など。
作り方

油と葡萄酒をシチュウ鍋に入れる。塩をこの中に入れて溶かす。
これとは別に、少しの小麦粉とイーストとブドウ酒を混ぜる。
これを油と葡萄酒の先の液に入れる。
そこに小麦粉を少しずつ加えて、かき混ぜながら加えていき、手からはがれてパン種のように固まり、ローラーでひきのばすことが出来るようになるまで粉を加えながらかき混ぜる。
この固まりを、薄く引き延ばし、丸く刳りぬく。丁度餃子の皮を作る要領で、茶碗などで刳りぬくとよい。 その上に詰め物の中身をのせて、餃子型にたたみ、端を図のようにフォークを使って押さえつけ、縁取りする。
 そして油で揚げる。




{私の味見所見}
これは作って大変楽しい料理だと思います。エンパナダは日本から観光に来られたどなたもご存じの料理名でしょう。エンパナダといっても、外見もいろいろ異なったものがありますし、このような庶民的なものから、高級な生ハムを使ったものなどいろいろです。エンパナダの皮作りは、エンパナダとよばれるさまざまな種類の基本ですし、この場合、一見、日本の餃子のような感じで皮を作りますので、親しんだ料理の手法という感じで作れます。味は餃子とはかなり違います。中にいろいろなものを好みに応じて入れてみて、お菓子のような感覚で作ることも出来るでしょうし、料理の具を入れて一見変わり揚げ餃子という感じで作るのも楽しいでしょう。ここではクリームの入った揚げエンパナーダと魚と野菜の入った2種類を揚げています。小さな揚げ料理パンという感じもいたします。皮は餃子の皮のように薄く延ばします。今までご紹介した料理のなかでもお勧めの一品です。