スペイン料理ピカディジョ デ テハレス テハレスの挽肉料理

       PICADILLO DE TEJARES テハレスの挽肉料理
 (4人前)
A 材料
 牛の挽肉 3/4kg    
 中くらいのタマネギ1  中ぐらいのピーマン1
 ゆで卵3   松の実50g
 オリーブ油大さじ1   パブリカ小さじ1
  塩、      お好みの量のナツメッグ.

B 作り方
 シチュウ鍋にオリーブ油を入れ、タマネギとピーマンをせん切りにしたものを炒める。挽肉を加え、引き続き炒め、殆ど炒め終わったとき、塩をふり、ナツメッグとパブリカを加える。
 木の乳鉢にゆで卵の黄身、松の実の半分を入れてすりつぶす。これに水少しを入れ、肉の上に撒く。軽く沸騰させ、すぐ火から降ろす。最後に、残った半分の松の実を加え、細かくした卵を上に載せて出来上がり。

(私の味見所見)
サラマンカ地方の*{スペインの伝統料理}ですが、極めてどこにでもある料理のようです。これは私にも非常に作りやすく、また馴染みやすい味の料理でした。この写真は私が、このレシピに従って自分で作ったもので、実際入れなければならない松の実が入っていません。高いもので、スーパーにありませんでした。ピーナッツを少し入れましたが、しかし、ゆで卵も振りかけていないのですが、風味はスペイン風で、男の簡単料理として適当ではないか、と思いました。材料は日本でも簡単に揃えられるでしょう。但し、挽肉は合い挽きなどではなく、牛肉の赤身の部分のものです。薬味は絶対にここに書いているものにしてください。醤油など入れると、全く日本風とかわらなくなってしまいます。おいしかったです。お勧めの一品です。
 ピーマン中ぐらいの一個とありますが、こちらのピーマンは中ぐらいでも日本の最近の肉厚の大きなピーマンの種類で言っても、巨大一個といった方がよいでしょう。タマネギも日本で言えば大きなもの、といった方がよいでしょう。
 料理名は直訳すれば瓦のみじん切りなのですが、こちらの人と話した結果、地名だろうということになりました。想像してもなかなか理解できない名前のものが結構ありますのは、ローカルなものは日本でも外国人にはわかりにくいものが多いことでも分かるでしょう。言われてみれば「何だ、そうか」ということでした。サラマンカには現在ない地名ですが、昔あったということは、そういえばパエジャを食べに言ったときの話しに、私自身が書いていました。