リスボンへの観光旅行

サン・ホルヘ城

セマナ・サンタの連休に、ポルトガルリスボンへ4日の旅に行ってきました。サラマンカをバスで朝時半に出発して、リスボンに午後2時頃に付きました。宿は、Romaホテルという3つ星ですが、スペインでは4つ星で充分いける清潔で充分のスペースでした。位置も中心部にあり、便利なところでした。バスの費用と3泊朝食付きのみですが、1人210ユーロで、現在円安で実質145円程度でしょうから、3万1500円ということになります。日本でリスボンへの観光ツアーを買うととてもこんな値段で旅行できないかもしれませんが、このツアーは団体行動を取るもので、一定の人数以上の応募がないとキャンセルになってしまうという意味では、日本からこのような商品を買うことは難しいでしょう。それに、スペイン国内にいる外国人の感覚としても、物価はこのところ急速に上がっていて、ここのツアーも日本並みに高くなってきたなーというのが正直なところです。当地に付いてから、こちらの旅行社で割安ホテルリストから選択をして、交通手段もこちらに来てから注文して手配し、非常に割安に旅行することも出来ます。非常に安いホステルから高級ホテルまで、比較的割安で取ることが出来ます。但し、そのためには、余計にこうしたことをする日数を取っておかなければなりません。プランをあらかじめしっかり作って置いてから来れば、一日余計に考えておけば可能でしょう。若い人なら、1泊10ユーロのユースホステル級の宿を選べば安くいけます。こうしたことをしようという方は、英語かその他のヨーロッパ語が一つ話せるとよいでしょう。勿論、ポルトガル語スペイン語が話せるにこしたことはありません。ポルトガル語スペイン語以外はホテルのカウンターでしか通じないと思っていてください。その点では、ヨーロッパでは例外的な国で、最近までの日本とよく似ています。原因は、20世紀に入ってからも、保守的政治家が外国の情報を嫌い、言論的には勿論、言語教育についても統制を続けてきた時代がこの国にはあったからです。
 それはさておき、観光旅行ですので、写真だけお目にかけようと思いましたが、hatenaもちょっと世知辛くなったのでしょうか、無料で自由に写真をお見せすることが難しくなったようです。もう既に50枚の制限に達していますので、少しずつ、一日1枚という感じで、毎日の日記に固有の写真をつけないときに、暫くリスボンの写真をお見せしていきます。
 あえて写真の解説はいたしません。興味のある方は、スポット名を書いておきますので、「地球を歩こう。ポルトガル」でもご覧になって下さい。その程度までの見物です。団体旅行ですので、連れて行ってくれるところに一緒に行って、その先々の観光スポットで、その場で指示された時間内の自由行動ということで、特殊な興味を持った人が特殊なところを探訪するというわけにはいきませんが、極めて楽な旅が出来、旅行中に楽しい友達が出来るところが良いところだと思います。スペインの人は、一種の集団主義文化を持っているように思います。同じ集団に属すると、本当にみんな親しくしあうことが建前であるように思います。カトリック社会であることも関係あるのかもしれません。しかし、やはり日本とは違った集団主義だとも思います。ガイドの設定した予定をバスの中で、ガイドさんとわいわい議論して変更し、集団の予定を作るなどと言うことを勝手にしたりします。若い人と世代の古い人の違いも沢山あります。 私にはまだ説明能力はありません。